地方から働くSESエンジニアのリアルな1日

地方在住SESエンジニアの働き方

地方でSESエンジニアとして働く私の日常は、多くの人が想像するIT業界の働き方とは少し異なります。都市部のエンジニアとは違った環境で、どのような1日を過ごしているのかをリアルにお伝えしたいと思います。

地方から働くSESエンジニアには、独特のメリットとデメリットがあります。通勤ラッシュに巻き込まれることなく、自然豊かな環境で生活しながらも、最新の技術に触れる機会を持てるのが大きな特徴です。

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朝の時間と業務開始までの流れ

私の1日は午前6時30分の目覚ましから始まります。地方の静かな環境では、都市部のような騒音に悩まされることなく、自然な形で目を覚ますことができます。

朝食を取りながら、その日のタスクとスケジュールを確認するのが日課です。SESエンジニアとして複数のプロジェクトに関わることが多いため、優先順位を明確にしておくことが重要になります。

通勤・在宅ワークのパターン

現在の案件では、週3日が客先常駐、週2日が在宅ワークという働き方をしています。客先常駐の日は、車で約40分かけて隣町のオフィスに向かいます。都市部と比べて交通渋滞が少ないため、通勤時間は比較的予測しやすく、ストレスも軽減されています。

在宅ワークの日は、8時30分から自宅の作業スペースで業務を開始します。地方の広い住宅環境を活かして、専用のワークスペースを確保できているのは大きなメリットです。オンライン会議の際も、背景を気にすることなく集中して参加できます。

通勤パターンによる1日のリズムの違いは以下の通りです:

  • 客先常駐日:7時30分出発、18時30分帰宅
  • 在宅ワーク日:8時30分業務開始、17時30分終了
  • 移動時間の有効活用:音声学習やポッドキャスト視聴

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日中の業務内容とコミュニケーション

SESエンジニアとしての業務は、主にWebアプリケーションの開発とシステム保守が中心です。現在参画しているプロジェクトでは、React.jsとNode.jsを使用したフロントエンド開発を担当しています。

地方から参画する場合、技術的なキャッチアップが課題になることがあります。そのため、日々の学習時間を確保し、オンラインコミュニティや勉強会に積極的に参加するよう心がけています。昼休みの時間も、技術記事を読んだり、新しいフレームワークの情報収集に充てることが多いです。

客先常駐とリモートワークの違い

客先常駐とリモートワークでは、コミュニケーションの取り方が大きく異なります。常駐日は、直接的な対話を通じて細かいニュアンスまで伝えることができ、チームとの結束感も生まれやすいです。一方で、リモートワークでは集中して開発作業に取り組める環境が整っています。

常駐先では、午前中にスタンドアップミーティングがあり、その日の作業内容と進捗を共有します。午後は主にコーディング作業に集中し、必要に応じてペアプログラミングやコードレビューを実施します。地方出身であることで、時折話題になることもあり、良いコミュニケーションのきっかけになっています。

リモートワークの日は、Slackでの非同期コミュニケーションが中心です。定期的なビデオ会議で顔を合わせることで、チームとの連携を保っています。

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終業後の過ごし方とキャリア意識

業務終了後の時間の使い方は、地方ならではの特徴があります。都市部と比べて通勤時間が短いため、プライベートの時間を多く確保できるのが最大のメリットです。

平日の夜は、主に以下のような活動に時間を使っています:

  • 技術書の読書やオンライン学習
  • 地域のコミュニティ活動への参加
  • 趣味のプログラミングプロジェクト
  • 家族との時間や地域イベントへの参加

週末は、自然豊かな環境を活かしたアウトドア活動を楽しんでいます。ハイキングやキャンプなどでリフレッシュすることで、平日の集中力向上にもつながっています。また、地方の静かな環境は、副業としての個人開発にも適しており、新しい技術の習得や作品制作に取り組んでいます。

キャリア面では、地方にいながらも最新の技術トレンドを追い続けることを重視しています。オンラインでの勉強会参加や、技術コミュニティでの発信活動を通じて、スキルアップと人脈形成を図っています。

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地方から働くSESエンジニアのまとめ

地方から働くSESエンジニアの1日は、都市部とは異なる魅力と課題があります。自然豊かな環境での生活と、最新技術に触れる仕事のバランスを取りながら、充実した日々を送ることができています。

通勤時間の短縮により確保できる時間を、スキルアップや家族との時間に有効活用できるのは大きなメリットです。一方で、技術情報のキャッチアップや人脈形成については、意識的な努力が必要になります。

地方でのSESエンジニアという働き方は、ライフワークバランスを重視しながらも、技術者としての成長を続けたい方にとって魅力的な選択肢だと感じています。今後も地方の利点を活かしながら、エンジニアとしてのキャリアを積み重ねていきたいと考えています。

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